原子力の歴史・毎日jp特集ワイド「ポダム」=正力松太郎

by ihst | 4月 26th, 2011

戦後日本の原子力開発史は、日本学術会議の慎重な対応にもかかわらず、平和目的でイギリスに先を越された軍事優先のアメリカの原子力政策が”Atom for Peace”という政策転換に呼応して、保守合同3党によるいきなりの原子力開発の国会計上から具体化し始めたことはよく知られている。
この歴史に関連して、毎日jpは、<特集ワイド:「国策民営」 日本の原子力、戦後史のツケ>を組んでいる。 ここで、早稲田大学の有馬哲夫教授(メディア研究)が05年、米ワシントン郊外の国立第2公文書館から発掘したCIA(米中央情報局)機密文書に、終戦直後から60年代までに蓄積された474ページにわたるその文書に、日本に原子力事業が導入される過程が詳細に描かれていることを報じている。・・・・
 テレビのアメリカ方式を主導した読売新聞社社主で日本テレビ社長だった正力松太郎氏(1885~1969年)は、初代原子力委員長をつとめるが、「ポダム」という暗号名で呼ばれていたことも紹介されている。
 なお、毎日記事とは関係ないが、アメリカ側は、湯川秀樹や坂田昌一など原子力に関わった日本の科学者の思想調査も執拗に行っている。

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