内部被曝研「講演となんでも質問会」

by ihst | 1月 11th, 2012

<紹介です>
パシフィコ横浜「脱原発世界会議」にて「内部被曝研 講演となんでも質問会
場所  パシフィコ横浜
講演会 2012年1月15日(日)午前10時~11時半(質疑40分)  
講演  澤田昭二、高橋博子(各25分講演)
内部被曝なんでも質問会 2012年1月15日(日) 午後1時40分~2時40分
回答者 肥田舜太郎氏?、澤田昭二、松井英介、矢ヶ崎克馬、西尾正道、高橋博子、ほか
午後2時40分~3時10分 肥田舜太郎さんの話
会場:会議センター4階:414、415の続き部屋(椅子を並べて140人ほどの部屋になります)

入場にはチケットが必要です。詳しくは下記のサイトでご確認ください。 
脱原発世界会議ウェブサイトhttp://npfree.jp/
■市民と科学者の内部被曝問題研究会(略称:内部被曝研) http://www.acsir.org/acsir.php
●結 成のよびかけ
東 日本大震災にさいして起こった東京電力福島第一原子力発電所事故は深刻な被害をもたらしています。広範な地域が汚染され、多くの人々が被 曝していのちと暮らしを脅かされています。

原 発事故による放射線被曝の主要なものは、呼吸や飲食を通しての内部被曝です。政府や政府に助言する専門家は、被曝影響の評価を主として測 定しやすいガンマ線に頼っています。しかし、内部被曝では、ベータ線やアルファ線の方がガンマ線よりはるかに大きな影響を与えます。政府 と東電は、ベータ線を放出するス ト ロンチウム90や、アルファ線を放出するプルトニウム239な どの測定をほとんど行っていません。彼らは、内部被曝の特性とその健康影響を意図的に無視 し 続けています。

そ の背景には、アメリカの核戦略や原発推進政策があります。これらの政策の影響下で組織された国際放射線防護委員会(ICRP)などの機関は、広島・長崎原爆の放射性降下物による被曝影響を無視した放射線影響研究所の 研究に依存し、日本政府は福島原発事故の被曝に関しても、「100mSv以下では病気を引き起こす有意な証拠はない」とするなど、事実を覆い隠し、被曝限度に高い線量値を設定して、 市民のいのちを守ろうとはしていません。

い ま求められているのは、核兵器政策や原発推進政策に影響された研究ではなく、内部被曝を含めて、被曝実態に基づいた放射線による人体影響 の真に科学的な 研 究を推進することです。これは国際的・全人類的課題です。そして今、福島の原発事故の被害について、市民の立場に立った民主的で科学的な 対応が求められています。市民にとって必要なのは、被曝を防ぐ食品・食料対策と被害の補償、放射能にさらされない生活・労働環境などで す。市民の安全に生きる権利が認められるべきで、そのためには、放射線被曝に関する正しい知識を持った主権者としての市民の力を確立しな ければなりません。

こ のような状況において、内部被曝に重点を置いた放射線被曝の研究を、市民と科学者が協力しておこなうために、標記(仮称)のような研究会 を組織して以下のような活動を行うことを呼びかけます。  2011年12月20日
活 動内容:
.(1)内部被曝に重点を置いた放射線による被曝影響の科学的研究。
.(2) 放射線影響に関する研究体制の形成に関する政治的・歴史的経緯の研究。
.(3)事実と実態に基づく放射線影響に関する研究体制の構築。
.(4)若手研究者の参加を促す活動。
.(5) (1)~(3)に関する学習会・研究会と市民を対象にしたシンポジウムの開催。
.(6)(1)と(2) に関する研究成果の論文著書の紹介と出版。
.(7)政府行政および諸機関と市民社会への提言。
.(8) プレス・リリース・記者会見・ウェブ等によるメディアへの情報提供。
.(9)上記の活動を推進する体制づくりなど。

入 会案内   .内 部被曝研へのご入会を案内しています。入会にあたっては、会則をご覧下さい。
.【正 会員】入会申込  .【学 生会員】入会申込  .【賛 助会員】入会申込
==== 当会サイトより=====
●肥 田舜太郎 内部被曝問題研究会への思い http://www.acsir.org/hida_shuntaro.php
●事 務局:田代真人「市民と科学者の内部被曝問題研究会」結成への動き他

http://www.acsir.org/news.php?1

●入 会案内  http://www.acsir.org/join.php
●寄 付のお願い  http://www.acsir.org/donation.php
(提供Hnkw)

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