活動には、定常的な活動(下記2以降をご覧下さい)と、研究会・懇話会(下記3以降をご覧下さい)特定のプロジェクト(下記1)があります。
(1)特定プロジェクト
科学や技術の発達過程(史)や、社会との関係に関する研究活動
や、科学史や技術史、科学論・技術論、あるいは科学意義や諸問題に係わる課題について、個別的に、あるいはプロジェクトを組んで研究集団として研究を行います。
新規プロジェクトは、現在立案中です。
(2)史資料・図書の市民への公開・利用 / 定常的な活動:社会・市民の文化的施設として機能します。科学・技術史と、科学・技術と社会・市民の関わりに関する史資料を収集し、一般に公開する活動
(2.1)科学史・技術史、科学・技術と社会関連の史資料の保存と閲覧
史資料は、田中実文庫、山崎俊雄文庫、飯田賢一文庫、菊池俊彦文庫、道家達将文庫、長谷川淳文庫があります。(現在搬入中)
目録は、それぞれの文庫名をクリックしてください(整備されたものから
掲載していきます)
資料閲覧・・・・会員は、24時間いつでも文庫図書室を利用できます。
館外借出もできます。
遠方(郵送)借出もできます。
非会員・一般市民も利用できます。訪問を予約してください・・・
e-mail : ihst@ihst.jp
もしくは 080-5901-0730
史資料寄贈・寄附等のご相談 ・・・・・・・・同上 に ご連絡下さい。
(2.2)科学史技術史研究の情報提供・情報交換
科学史や技術史研究に係わる国際動向、国内動向の情報を逐次お知らせし、
お互いの情報交換をすすめ,科学史技術史における研究が進展するように
つとめていきます。
科学史技術史に関わる情報は、本web siteにも、その都度掲載しますので、ihst@ihst.jp
宛に研究会の開催、研究動向等々の情報をお寄せください。
(3)研究会・懇話会・講演会
・・・・随時行っています
<これまでの研究会等>
2010.12.12。15時30分~17時00 日野川静枝「アメリカの軍・産・学複合体の形成とアルフレッド・L・ルーミスの役割」場所:当研究所(中野区野方1-29- 1、B-101)
2011.1.29(土)13時〜17時日野川静枝「原爆はこうして開発された」
場所: 秋葉原ダイビル12階/首都大学東京/会議室(JR秋葉原駅下車徒歩1分, 降口は[電気街口])
主催:『資本論』現代的展開講座御茶の水ゼミ特別講座実行委員会, 後援: 科学史技術史研究所
2011.1.30 11:30-12:30 木本忠昭「Bergakademie Freiberg と日本の鉱山冶金技術」場所:当研究所
2011.3.5(土) 18:00~19:00 兵藤友博「最近の科学技術政策と科学教育の問題」(仮題)場所は、当研究所
2011.3.26 福島原発事故による放射線被曝・松井英介講演会・場所:秋葉原ダイビル・
首都大学東京サテライトキャンパス会議室/連絡・042-677-2308 本研究所後援
2011.7.2 福島原発問題連続講座 開始
福島原発事故で何が起きたか、何が問題なのか
第1回開催 7月2日(土)18:00-
中野区勤労福祉会館大集会室 中央線中野駅南口(新宿方面線路沿い5分)
電話:03-3380-6946 http://www.mmjp.or.jp/rmc-jyosai/map/nakakinro.htm
各回のご案内
第一部 福島第一原発で起きたこと
(1)<7.2土>福島原発事故のあらましと問題点(イントロダクション+映画)
高橋智子(山梨大学准教授)
(2)<7.30土>福島原発で起きたこと ーその正確な実態ー
舘野 淳(元中央大学教授)
(3)<9.3土>福島原発事故の放射能問題 ― 原爆・原発・放射能―
野口邦和(日本大学専任講師)
第2部 日本の原子力の流れ
(4)<10.1土>戦中の日本の核開発と広島長崎の衝撃
山崎正勝東工大名誉教授
(5)<11.5土>戦後の原子力の議論(1952年~1955年)学術会議・茅・伏見提案から
原子力基本法へ 山崎正勝東工大名誉教授
(6)<12.3土>アイゼンハワー「アトムズ・フォー・ピース」演説から日米原子力
協定 山崎正勝東工大名誉教授
(7)<1.14土>、英国製コールダーホールから米国製原子炉の導入、原子力発電の
本格化 (奥田謙造+)
第3部日本の原子力とエネルギーの将来の歴史
(8)<2.4土>、原子力発電をめぐる制度と産業の流れ–原子力委員会からの
制度的変遷と、原子力産業、原子力をめぐる科学者たち 奥山修平中央大学教授
(9)<3.3土>エネルギー・環境から見た原子力―
高橋智子(山梨大学准教授)
(10) <3.24土>総括的議論: 今後どうすればいいのか