by ihst | 3月 1st, 2011
「日本に西欧の数学を全面的に移入した数学者、日本の生命保険・年金理論の草分け」と言われる藤澤利喜太郎<文久元年9月9日(1861年10月12日) – 昭和8年(1933年)12月23日>の生誕150年を記念
、日本数学会は、藤澤利喜太郎生誕150年記念事業として、パネル展示「藤澤利喜太郎生誕150年」(3/19~23)のほか、市民講演会を開催。
3月19日
「藤澤利喜太郎 その生涯と業績」、早稲田大学理工学術院(西早稲田キャンパス)63号館2階第02教室)
14:00-14:10 挨拶 14:15-15:15 清水達雄(元清水建設研究所員)「藤澤利喜太郎生誕
150年ー五港育ち, 『生命保険論』と『総選挙読本』
15:30-16:30 田端正久(早稲田大学理工学術院) 数値シミュレーションへの誘い
関連サイトは、http://mathsoc.jp/meeting/fujisawa150/
http://mathsoc.jp/meeting/waseda11mar/shimin.html
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なお、窪田 忠彦「藤澤利喜太郎先生の業績」『東京女子大學論集』 2(1), 77-83, 1951 『朝日新聞』2011.3.1に、近代数学、社会に生かす」として、確率」という用語の使用
や当時の選挙制度などへの言及など社会と関わった藤沢の仕事の紹介記事あり。