by ihst | 5月 20th, 2011
欧州放射線リスク委員会は、現在世界的な放射線影響に関するモデルとして使用されている国際放射線防護委員会(International Commission on Radiological Protection。以下ICRPと略。<http://www.icrp.org/index.asp>)の思想、医学的研究姿勢、そのモデルを根本的に批判するところからスタートしたものとされています。
このECRRの 2003年勧告の「実行すべき結論」でECRRは自らのリスクモデルの性格について、 『 このモデル(ECRRモデルのこと)の開発は、現在法的に制定されている放射線リスクの全ての基礎とされ、かつ支配している国際放射線防護委員会(ICRP)の現在のリスクモデルを分析することからはじまる。本委員会は、このICRPモデルについて、それを体内に取り入れた放射性同位元素による被曝に適用するについては、基本的に欠陥を持つものであると見なしている』 ・・・→紹介ページ