by ihst | 8月 21st, 2011
国会図書館などは共同で、レファレンス共同データベースを運営している。http://crd.ndl.go.jp/jp/library/abstract.html これを利用すると、「一定の」文献的なデータを得ることができるので紹介しておきたい。
例えば、「科学」とは、という質問をした回答例として、http://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000090136 を見れば、いくつかの文献や文献からのの抜き書きが掲載されている。
ただし、当然だが、それぞれの文献上の学問的評価はないのはいうまでもない(つまりは、ここに、データベースの利点と危険性が共存する)。「大いに利用しよう」、だが決して、こうしたデータベースの利便性に甘んじて自分の手足頭を眠らせることのないように。データベースは、作り方に強く依存するが、ややもすれば、「科学」の場合もそうだが、外苑的な規定が目安になりやすく、内在的論理の整理はやっかいなことが多い。そこから、あげる文献も偏りがちになりやすい。