by ihst | 1月 12th, 2012
☆“58年ぶり!のビキニ事件資料と東京工大”
東京工業大学はビキニ事件の頃、平和運動がとっても盛んでした。とりわけ助教授たちに原水禁運動を主導するメンバーがいて、平和運動に没頭し、授業ができない助教授の授業を教授が数年間も引き受けていたという信じられないような話も残っています。原水禁運動の拠点のひとつだったとか。
東京工業大学教職員組合には当時を伝える貴重な資料が残っており、青木清さんは湯川秀樹さんからの手紙、焼津の資料などの貴重な資料をカラーコピーにとり本物そっくりのレプリカをつくり、当時を伝える活動をしています。
見事なレプリカから、当時の様子や科学者の運動への関わりが伝わって来るように思います。
あわせて杉並話も! 当時、東京工大講師だった田中実さん(杉並の原水禁署名運動のなかで何度も講師を務め、足跡を残した人)について、田中さんの助手をつとめられた内田正夫さんに話していただきます。ちょっと盛りだくさんなので、お話は“さわり”となるかも知れませんが、どうぞお出かけ下さい。
日時:1月19日(木)4時から6時半
場所:いつもの茶房高円寺書林((HPあり)(03-6768-2412)
テーマ:“58年ぶり!のビキニ事件資料と東京工大”
講師:青木清さん(目黒平和委員会)
内田正夫さん(和光大学・科学史)
参加費:500円+ドリンク代
◎どうぞ、ご参加下さい。お待ちしています。
歴史をたずねる会@杉並(連絡係・丸浜江里子) (提供Hnkw)