by ihst | 1月 26th, 2012
テレビ放映のお知らせです。日野川さんから、以下のような紹介文を寄せて頂きましたのでそのまま掲載します・・・・「1月22日に玄葉外相が発言しています。それは、国際原子力機関(IAEA)の出先機関を日本に常駐させる検討や、今年の秋には原子力発電の安全性について国際会議を開く予定、というものでした。はたしてこのような施策は何を意味しているのでしょうか?
ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマの核災害を繰り返さないことを願っております私には、12月16日の野田首相のフクシマ事故「収束宣言」に続き、今再び原子力発電「安全宣言」を出そうという日本政府の意向にしか見えません。しっかりと過去の事実と向き合って、過去から学ぶ姿勢を持つ日本政府であって欲しいと、わたしは心から願っております。
下記の番組からも、日本政府の意向がどのようなものであったのかを知ることができるだろうと、考えております。 日野川静枝
http://www.ntv.co.jp/document/
3・11大震災 シリーズ27 放射線を浴びたX年後 ビキニ水爆実験、そして… 55分枠
放送時間 : 1月29日(日)24:50 ナレーター: 鈴木省吾,制作:南海放送
再放送 : 2月5日(日) 11:00~ BS日テレ
2月5日(日) 18:00~ CS「日テレNEWS24」
1954年。18ヶ所の漁港に鳴り響くガイガーカウンターの音。水揚げされる被ばくマグロ。南太平洋から戻るマグロ漁船の船体や乗組員の衣服、頭髪、そして魚か
らも、強い放射能が検知された。アメリカが太平洋で行った水爆実験は、広大な範囲で大気と海水と魚などを汚染。「放射性物質」は、日本やアメリカ本土にまで届いて
いた。しかし事件から7ヶ月後。被ばくマグロが続々と水揚げされる中、日本政府は突如、放射能検査を打ち切った。数日後、両国政府が文書を交わし、事件に幕を引い
たのだ。人々の記憶から消え、歴史から消し去られた被ばく事件。なぜ、これまで明るみに出なかったのか。そこには、両政府の思惑と人々の切実な思いがあっ
た。8年にわたる取材から事件の全容を浮かび上がらせる。(ウェブサイトより)」以上。